木鶏(MOKKEI)プロフィール

所属事務所:日本クラウン

社団法人 日本音楽著作協会会員

デビュー時期:還暦の60歳

鹿児島市出身、京都市在住

歌を始めたのは、友達に誘われて、月に1回カラオケ教室に行ったのがきっかけです。

・2016年12月21日 大阪新歌舞伎座 出演
・2017年10月 1日 KBSラジオ京都岡崎にて 愛、いきいきパーク平安神宮前 ステージ出演
・2017年12月17日 京都放送創立66周年特別番組 ハートフルステージ 出演
・2018年 3月10日 KBSラジオ日曜ワイド われら夢の途中コーラス録音
・FM79.7MHz 三条寺町ラジオカフェ 毎週土曜日 AM11:00に出演
・日曜ワイド「われら夢の途中」で、リスナーさんを募集して、約116名で愛の絆など、2曲のコーラスを録音し、東日本大震災、熊本震災の災害に見舞われた方に、京都から応援メッセージとして、福島・熊本の放送局で放送いたしました。そのコーラスは、台風災害にあわれた長野県のCBC信越放送でも放送されました。

歌手を目指した動機

ニューヨーク市の三十四番街にある、物理療法リハビリテーション研究所の壁に、南部連合の無名兵士の詩が書かれてあります。

私はその詩に感動し、「歌は時代・宗教・国境も越えることができる。このような詩が歌いたい」と思い、歌手になりました。

この詩は、西つよし先生に作曲をお願いして、「私は生きる」という歌として誕生しました。

木鶏の名前について

中国の古事記の中に闘鶏(トウケイ)の話があります。

その中で、チャンピオン鶏と、木の鶏の戦いで、木の鶏が勝つという話で、何事にも動じず、という意味があります。

デビュー曲

還暦でデビューした時の曲は、2曲あります。「私は生きる」「輝く人生を・・・あなたへ」

どちらも、作曲は西つよし氏です。この方は、長山洋子さんの「じょんがら女節」を作曲した方です。他にも、多数の歌手の作曲を手掛けていらっしゃいます。

編曲は、千代正行さんです。この方は、石川さゆりさんの専属バンドマスターとして活躍されています。

伊藤雪彦先生との出会い

「老いてなお花となる」の詩が完成してから、2年間もずっと、私は作曲の先生をさがし続けていました。

それまでに、若い先生を紹介されたこともあったのですが、この詩は、ある程度の年齢を重ねた先生の方にぜひお願いしたい、と思い、ずっとその時を待っていました。

ある日、あの有名な伊藤雪彦先生が、88歳でいらっしゃるということを、私に教えてくださった方がいました。

どうしても会いたくて、東京へ

まだ世の中が感染症で大変だったころでしたが、私はどうしても伊藤先生にお会いしたくなり、自分で考案したフェイスシード帽子をかぶって、一人で東京に行きました。2020年の12月のことでした。

伊藤雪彦先生は、石原裕次郎さん、八代亜紀さんをはじめ、有名な多くの歌手へ楽曲を提供なさっている方です。大月みやこさんの代表作「海峡」では、受賞もなさっています。

そのような素晴らしい先生に、私はずっと大切にしていた想いを打ち明けました。

「60歳、70歳、80歳の高齢者の人たちを、応援する歌もあってはいいのではないでしょうか」

すると先生は、にこやかに、「どの人にも、どの国の人にも、聞いてもらえる歌詞ですね」と答えてくださったのです。

こうして、私の71歳での新曲が決まりました。私の想いをわかってくださる伊藤先生に出会えたことは、私の1番のしあわせです。

歌のレッスンの思い出

歌のレッスンは、とても楽しかったです。

私に、歌の基本や歌詞の意味、歌い方を教えてくださいました。

この時、やっと本当の歌の先生に出会えた、と思いました。そのことがとても嬉しかったのです。

71歳にて、運命的な新曲との出会い

それから、何回か東京に活きました。ある日、雪彦先生から、「赤い花が咲いたら」という曲をいただきました。

これを聞いた時、とても驚きました。なぜなら、私の生活そのものだったからです。

「私には、これしかない!」と、運命を感じた瞬間でした。

雪彦先生は、他の曲もあるとおっしゃってくださいましたが、他の曲はお断りし、この「赤い花が咲いたら」という曲も、71歳にて新曲として、発表することになりました。

伊藤雪彦先生とのレコーディング写真です

プライベートのお話

出身地鹿児島の魅力

私の出身地、鹿児島市で一番好きな場所は、桜島です。祇園の巣公園を散歩しながら、雄大な桜島の姿を見るのが好きでした。よく遊びに行ったのは、天文館です。

鹿児島でおすすめの食べ物は、かるかん饅頭や薩摩あげ、紫のいもです。特に、かるかん饅頭は、あっさりしていて、美味しいですよ。

他にも、鹿児島県独特の餅菓子として、あくまき(チマキ)という食べ物があります。これは、もち米を、竹の炭で包んで、灰汁で煮込みます。端午の節句に、男の子がたくましく大きく成長するようにと、願を込めながらいただきます。きな粉で食べると、わらび餅のように、ぷるぷるの食感で美味しいですよ。

現在の住まい京都

竹の皮で包んだチマキは、私の現在住んでいる京都にもありますが、鹿児島のあくまきと異なって、食べられるものではありません。京都の方は、疫病退散のお守りとして、玄関の外にかけておく「厄除ちまき」として親しまれています。こちらは祇園祭の時に、各山鉾で販売しています。
私が京都で1番好きな場所は、鞍馬山です。